これが良いサプリメントを選ぶための6つのチェックポイント!

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良いサプリメントを選ぶためのチェックポイント

健康維持やダイエット、エイジングケア、美容などサプリメントは様々な目的で利用されています。いまや数多くのサプリメントや健康食品が市場に出まわっています。そのような時に、どのサプリメントを選べばよいのか迷ってしまいますね。ここではサプリメントを選択する際の6つの基準をご紹介いたします。

 

サプリメントを選ぶための6つのチェックポイント!
 1. 成分が明確に表示されているか
 2. 原材料は何か
 3. 余分な添加物が入っていないか
 4. どのような加工方法でつくられているか
 5. 体内で有効に働く工夫がされているか
 6. 製品の品質管理は徹底している

 

1. 成分が明確に表示されているか

サプリメント購入の際には、パッケージに内容成分が表示されているかを確認すること。容器に入るか、又は包装された加工食品には、名称・原材料名・原料原産地名・内容量・期限表示・保存方法・原産国名・製造者等の氏名及び住所等の表示の基準が食品表示法により定められています。最近では、インターネット上で製品の内容成分をはじめとした詳細な情報を提供している企業もあるので参考にしてください。消費者本位の製品作りであれば、必ず内容成分に関する細かな情報が提供されているはずです。製品そのものに自信を持っている企業であれば、情報開示はより積極的に行っています。

2.原材料は何か

サプリメントの有効成分には、自然の素材から「抽出したもの」「発酵したもの」「微生物の働きで合成したもの」、また「化学物質から合成したもの」などがあります。サプリメントは、原材料の表示が食品表示法により義務づけられていますが、一方で、原料の由来が天然素材が合成かを表示する義務はないのです。例えば 「ビタミンC」と記載がある場合、天然材料なのか合成材料なのかは区別できません。「ローズヒップ」や「アセロラ」のように、果物などの名称が表示されていれば天然のものであることが確認できます。天然のものには合成栄養素では補いきれない複数の栄養素も同時に含まれているので、一般的に品質の良いサプリメントが多いと言えます。しかし、自然素材の中にはアレルギーや薬剤性の肝障害を起こすものもあるので、天然のものだからといって安全とは限らないので注意が必要です。自然素材を利用したサプリメントに対して、合成のものは不純物がなく農薬の心配をしなくてもよく安価であるというメリットもあります。合成サプリメントは、製造過程の不純成分が含まれるなどのリスクもあります。、天然、合成どちらにもメリット、デメリットがあるという現状を踏まえて、より積極的に情報を発信している製造メーカーの製品を選びたいものですそれぞれの特長を考慮して長く続けられる商品を見つけましょう。

3.余分な添加物が入っていないか

本来、サプリメントは必要な栄養素だけで作られるのが理想です。しかしながら、実際には多くのサプリメントに防腐剤、砂糖、スターチ、塩分、麦芽、イースト、コーン、ミルク、大豆油出物、人工香料、合成着色料などの添加物が含まれているのが現状です。サプリメントの錠剤の形をつくるときは、一般的に材料を固めたり、体積を増やしたりする二酸化ケイ素のような賦形剤、材料を型から離れやすくする滑剤、湿気を防いだり飲みやすくするための光沢剤などが使用されます。粗悪なサプリメントの中には7~8割がこうした賦形剤でつくられていて、栄養素がほとんど含まれていないものもあるのです。これらの添加物がビタミンやミネラルの何倍も入っている製品も市場に出回っています。また、表示とまったく異なる成分が添加されていることさえあるのです。例えば、マルチミネラルサプリの原材料にはセルロースとショ糖脂肪酸エステルが使われることがあり、糖脂肪酸エステルは多量に摂取すると下痢をすることもある成分です。これらは賦形剤としでドロマイトという岩石から得られる滑剤です。また、シュラックという光沢剤は昆虫から分離されています。ドロマイトはカルシウムやマグネシウムの原材料にもなるが、有害な重金属などが混入している可能性もあります。ホタテ貝の殻をカルシウムの原材料に使っているメーカーもありますが、ドロマイトにしても貝殻にしても天然物ではあるものの、通常は人が口にしないものであることに注目しなければなりません。保存料、着色料、香料、甘味料などは栄養素とは全く関係のないばかりか、決して積極的に体内に取り込んで良い成分ではありません。サプリメントの錠剤自体、その形や大きさも変化に富み、おいしそうな色や香りをつけたり、飲みやすくするために小粒状にしたり、ハートや星のような形をしたものさえありますが、これらは、人工香料や合成着色料、賦形剤をたくさん使っていることに他なりません。噛んで食べるタイプのサプリメントは、味をおいしくするために甘味料を多めに使っている傾向もあります。しかもカロリーを抑えるために砂糖の200倍もの甘味がある人工甘味料アスパルテームがよく使用されるが、これは脳腫瘍を引き起こす可能性も指摘されています。日本では甘味料として使われるステビアは長期摂取と毒性に対する結論が出ていないことを理由に、ヨーロッパなどでは今までは不承認でした。有効成分に目を奪われるだけではなく、いかに身体にとって不要な成分が含まれていないかも考慮する必要があるのです。高いお金を払って、微々たる栄養素しか含まれないサプリメントでは、いくら摂取しても効果は期待できません。

4.どのような加工方法でつくられているか

日本の多くのサプリメントは大量生産、低価格化を図るために、製造過程で高温加熱処理することが多くあります。例えば、酵素サプリメントの場合、55℃以上の温度による加熱処理は大切な栄養素や有益な酵素の60%を喪失させてしまうと言われています。本来、サプリメントに含まれている天然の栄養素は、酵素によって体内吸収率が促進されているのです。高温で加工されたものは酵素が壊れてしまい、せっかくの活性作用が失われてしまいます。良い酵素サプリメントの条件としては、酵素が活性作用を失わない温度、つまり人間の体温に近い35~37℃ぐらいの低温処理で十分な時間をかけて製造されたものといえます。サプリメイカーが発信している製造過程の情報なども確認してみましょう。

5.体内で有効に働く工夫がされているか

高品質のサプリメントは、有効成分の含有量だけではなく、体内への吸収率に注目しなければなりません。たとえば、消化・吸収を助ける酵素類を配合し、体内で溶ける時間もはっきりと説明している。このようなサプリメントを選ぶことも質の高いサプリメントを選ぶポイントのひとつとなります。栄養素は一般的に単独では体内へ吸収されにくく、他の栄養素との相互作用によって、初めて効果を発揮するようにできています。例えば、骨を強くするためにカルシウムを摂取する場合、カルシウムだけのサプリメントをとっても、骨には取り込まれません。そこにビタミンDの働きがあって初めて骨へ吸収されるのです。体内に吸収されやすい工夫がされ、他の様々な栄養素が組み合わされた総合的なサプリメントを選ぶことが重要です。その点から言えば、マルチビタミン系のサプリメントなども手軽で安心できるサプリメントの1つと言えます。

6.製品の品質管理は徹底しているか

サプリメント製品にとって大切なのは、サプリメントに含まれている成分の品質が大切であることは勿論ですが、何よりその品質がしっかりと管理がされているかどうかが最も重要です。サプリメントは言うまでもなく、人間の体内に入るものなので、清潔できちんと品質管理されているメーカーの製品を見極める必要があるのです。メーカーによっては製造段階を他の専門業者に外部委託しているところもあります。一概に製造を外部に委託するメーカーの製品が悪いわけではなく、あくまで製造場程においてしっかりとした品質管理がされているか否かがポイントになります。良いサプリメントを見分ける判断材料としては、自社工場にて製造していることや、GMPのような第三者の機関によって定期的な品質管理のチェックを受けていることが挙げられます

まとめ

サプリメントはそれなりに値段の張る商品も多く出回っています。せっかくコストをかけてサプリメント製品を選ぶのですから、これらのポイントをしっかりチェックし、自分の目的と健康状態に合致した良質なサプリメントを選択するようにしたいものです。値段の安さやうたい文句に惑わされることなく、良質なサプリメントを選ぶ目を養いましょう。

 

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