ビタミンとは

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ビタミン(vitamins)とは

ビタミンは、人間の生命活動に必要不可欠な有機化合物です。
1日に必要なの量はわずかですが、身体の調子を整えるなど、とても重要な役割を担っています。

人間に必要なビタミンは、全部で13種類あります。しかし、それらのビタミンは、人間の体内でほとんど生成することができません。ビタミンが不足するとそれぞれ特有の欠乏症を招いてしまいます。身体に必要なビタミンをすべて食品から摂取するには、普段からかなり食事のメニューに気を配る必要があります。また、とり過ぎても身体に良くないものもあるので注意が必要です。不足しているビタミンは、サプリメントなどを活用して効果的に補給するのも有効な手段と言えます。

ビタミン特性

現在ヒトに有効なビタミンには、水に溶ける水溶性ビタミンと、油脂に溶ける脂溶性ビタミンがあります。水溶性ビタミンは体外に排泄されやすく、脂溶性ビタミンは体の中に蓄積されやすいという性質があります。なので、水溶性ビタミンは少量を回数を分けて摂取する、また、脂溶性ビタミンは油といっしょに摂取することで体内への吸収効率がアップします。
体内でビタミンが不足すると、さまざまな欠乏症が現れます。ビタミンCの欠乏による壊血病、ビタミンBの欠乏による脚気、ビタミンDの欠乏が原因のくる病などが知られています。

一方で、ビタミンは、とり過ぎによる弊害もあることから、厚生労働省は、「日本人の食事摂取基準」において、この量までなら摂取しても過剰の害のない目安として耐容上限量を設定しています。健康食品やサプリメントの利用には、記載されている使用法や、摂取量の目安に十分に注意して適切なご利用をこころがけてください。

ビタミンの摂取方法

ビタミンは、心身の健康を保つために、バランスよく摂取することが理想です。厚生労働省が発表している平成24年度の「国民健康・栄養調査」によると、日本人のビタミンAの摂取量は、推奨量には達しておらず、加熱調理になどよる栄養価の損失などを考慮すると、他のビタミンの摂取量も、いまだ十分とはいえない状況です。

生活習慣病の予防を目的にビタミンを摂取するには、日常の食生活の中だけで必要量をバランスよく摂取することは難しく、サプリメントを用いて不足分を補うことが効果的です。しかし、脂溶性ビタミンは、摂り過ぎにより体内に蓄積されるおそれもあるので、必ず食事摂取基準を参考にして摂取量を判断してください。また、医薬品を服用している人がサプリメントを用いる場合には、必ず医師や薬剤師の指示を受けることをお勧めします。ビタミンは、他のビタミンやミネラルなどと、相互に関わりあって機能します。特定のビタミンのみを過剰に摂取するのではなく、バランスよく取り入れることが重要です。サプリメントを利用してビタミンを補給する際には、他の栄養素との関わりについても理解や知識を深め、安全に効率よく用いることがポイントです。最初は、必要なビタミンがバランスよく配合されたマルチビタミンタイプのサプリメントを活用する方法もあります。

 

 

13種類のビタミン
脂溶性ビタミンビタミンA
 ビタミンD
 ビタミンE
 ビタミンK
水溶性ビタミン ビタミンB1
 ビタミンB2
 ビタミンB6
 ビタミンB12
ビタミンC
 ナイアシン
 パントテン酸
 ビオチン
 葉酸

 


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