「六大栄養素」を理解しよう!

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「六大栄養素」

自分自身の最高の健康状態に到達するためには、身体にとって必要な栄養素や、その働きについて理解することが重要です。

今回は、健康維持増進のために摂取すべき「六大栄養素」と、その役割をご紹介します。

この記事を読むと、

「自分には、どんな栄養素が不足しているのかなぁ?」

「どのようにして、バランスよく栄養素を補給したらいいんだろう。」

といった不安や疑問点の解決に役立つはずです。

              「六大栄養素」とは

1.炭水化物 (糖質)

2.たんぱく質

3.脂質

4.ビタミン

5.ミネラル

6.食物纖維

 

「人はその人が食べるものからつくられる」といわれています。

人にとって、ものを食べるという行為は最も重要であり、

生命そして健康を維持するうえで必要不可欠です。


人の身体に必要な栄養素は、全部で40種類ほどあるとされています。それらは化学的な性質によって、

糖質(炭水化物)、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、6つに分類することができます。

これらの6つの栄養素は「六大栄養素」と言われています。

最近まで食物繊維は、人の体内では消化されないか、あるいは消化されにくいことから、人体にとって必要のない成分と考えられてきました。

しかし、現在では生活習慣病の予防に有効であることが分かり、

「第六の栄養素」として位置づけられています。まずは、

この「六大栄養素」をバランスよく摂取していくことが重要です。

「六大栄養素」の3つの役割

これらの「六大栄養素」は体内で次の4つの役割を果たしています。

 ①エネルギー源になる
 ②体を構成する組織をつくる
 ③身体機能を整える
 ④有害物質を排出する

まずは、これら4つの役割を持った「六大栄養素」をバランスよく摂取することが重要です。

それでは、「六大栄養素」を1つずつ解説していきます。

炭水化物 (糖質)

体を動かすエネルギー源となり、消費されない分は脂肪に変換されて皮下や内臓に蓄えられます。

摂り過ぎると肥満につながります。ご飯類やパスタ、パン、うどん、砂糖、果実などの主成分です。

 


脂質

エネルギー源として使われる場合は糖質より効率がよく、体内でホルモンや細胞膜の材料にもなるなどの重要な働きがあるため、

健康を維持するために必要な栄養素です。コレステロールの運搬・代謝などにも重要な働きをします。

ただし、油断して脂質をとり過ぎてしまうと、体脂肪が増えてしまいますが、「良質な脂質」を適量とれば、ダイエットの味方にもなってくれます。
肉の脂身、バター、ラード、各種食物油脂などに多く含まれています。

 

たんぱく質

筋肉や、皮膚、血液などの主成分で、それらの細胞は、日々新陳代謝を繰り返していることから、常に補給していく必要があります。優先的にエネルギー源となる糖質や脂質が不足してくると、たんぱく質がエネルギー源として消費されてしまいます。牛・豚・鶏などの肉類、魚類、卵・牛乳、大豆などに多く含まれています。

 

ビタミン

ビタミンは他の栄養素が効率よく働くために、潤滑油の役割をしています。

ビタミンとは、体の成長を促進するために不可欠な微量有機化合物の総称です。

糖質、脂質、たんぱく質などの三大栄養素がエネルギーとして利用されるのに対し、

ビタミンは体内の代謝反応に利用され、生理機能を円滑にする役割を担っています。

ビタミンDのように紫外線を浴びることにより皮膚で合成されるものもありますが、

ほとんどのビタミンは体内で作り出すことができません。なので、食品から摂取する必要があります。

ビタミンが不足すると、疾病や成長障害が起こる、ビタミン欠乏症になることもあります。

ただし、水溶性のビタミンは必要量以外、体外に排泄されますが、

脂溶性のビタミンは摂り過ぎると体の中に蓄積され過剰症を起こすこともあるので、摂取量には注意が必要です。

 

ミネラル

ミネラルは、体を構成する物質のうち、水、たんぱく質、糖質、脂質の構成元素である酸素、炭素、水素、窒素を除いた元素の総称で、

金属や岩石などの物質のことです。体重の約5%を占めています。体内のミネラルは微量ですが、

体の機能を維持、調整するために、とても重要な役割を果たしています。体内では合成できないので

食物などから摂取する必要があります。

ミネラルの中でも日本人にとって重要なものはカルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄、ナトリウムなどです。

必要な摂取量を把握したうえで補給したいミネラルです。

食物繊維

食物繊維は、永らく体に必要なものだと思われていませんでした。今では「第六の栄養素」として重要視されています。

食物繊維は海藻類、穀類、豆類、野菜類に多く含まれ、人の体内で消化されないか、あるいは消化されにくい食物の成分のことをいいます。
食物繊維は、腸の働きを整える他、糖分の消化吸収をコントロールし、

血糖値の急な上昇を抑える働きもあります。

また、食物繊維を豊富に含んだ食品は、水分を取り込み胃の中で膨らむために、満腹感が得やすくなります。食べ過ぎを防止し、肥満や便秘を防ぐ効果が期待できます。

脂肪分の多い肉類などの摂取が多い傾向の人にとって、野菜や果物など植物性の食品に多く含まれている食物繊維は、身体に不可欠な栄養素です。

まとめ

「六大栄養素」とは、糖質(炭水化物)、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物纖維であることが解りました。

六大栄養素にはそれぞれ大切な役割があり、互いに関係、協力しあうことによって、体の活動が円滑に行われています。

六大栄養素を意識しながらメニューの組み合わせ方を工夫すると、バランスの良い食生活ができそうですね。

普段の食事作りにも、ぜひ意識してみてはいかがでしょうか。

また、サプリメントを利用して、必要な栄養素を効率的に補給することも効果的です。

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hiroki

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