ナットウキナーゼが持つ大切な5つの健康効果

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①ナットウキナーゼとは?
②ナットウキナーゼの歴史
③ナットウキナーゼが持つ5つの健康効果
④ナットウキナーゼが効果を発揮するしくみ
⑤ナットウキナーゼを摂取する上での注意点

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①ナットウキナーゼとは?
ナットウキナーゼ(nattokinase)は、納豆に含有される酵素タンパク質の一種です。大豆が発酵して納豆になる過程で産生されます。同時に、納豆のネバネバのもとになるポリグルタミン酸や、たんぱく質、ビタミンなどがつくられます。ナットウキナーゼは、納豆以外のほかの大豆製品には存在しない成分です。アジア地域では、納豆などの大豆製品が比較的多く消費されています。同時に、アジア地域においては、心疾患の発生率が少ないことが知られています。ナットウキナーゼには、血管内でつくられる血栓の固まりを溶かす働きがあり、脳梗塞や心筋梗塞を予防する効果があります。ナットウキナーゼは、経口摂取しても、体内で血栓溶解作用が維持される事が報告されています[1]

②ナットウキナーゼの歴史
ナットウキナーゼは、1980年代に、須見洋行教授らにより発見されました。
現在、日本においては、虚血性心疾患や脳梗塞など、血栓が原因で引き起こされる疾患が増加傾向にあります。同時に、それら疾患の予防について、広く関心がもたれています。納豆は、古くから日本において親しまれてきた食品です。須見教授らは、納豆中に線維素分解活性の強い酵素を発見してナットウキナーゼと命名し、ナットウキナーゼを経口摂取することで、血液中の血栓の固まりを溶かす作用が増強されることを確認しました。それ以来, ナットウキナーゼは、血栓症の予防食として期待が高まっています。しかし、納豆には特有の風味と食感があり、食べ慣れている人がいる一方で、苦手な方もいます。そこで、誰でも手軽にナットウキナーゼが摂取できるように,納豆の風味が全くない粉末状のナットウキナーゼ含有素材「NKCP(ナットウキナーゼコンパウンド)」といった食材も開発されています。

③ナットウキナーゼが持つ5つの健康効果

●血栓症を予防する効果
●血圧を下げる効果
●血流を改善する効果
●コレステロール値を下げる効果
●ナットウキナーゼはアルツハイマー発症予防薬としても注目されています。

●血栓症を予防する効果
ナットウキナーゼには、血栓を溶かしやすくする働きがあり、脳梗塞や心筋梗塞の予防に役立ちます。
血栓は、血管の損傷を修復するために必要なものです。しかし、血液がドロドロになると、できた血栓がスムーズに溶かされず、血管内に留まり蓄積されてしまうのです。
その結果、血管が詰まってしまい、脳梗塞や心筋梗塞が起きる原因となってしまうのです。血栓症は、自覚症状が出ないので、日々予防することが大切です。
ナットウキナーゼの血栓を溶かす働きは、旅行中の乗り物で、同じ体勢を長時間とるときに発生しやすくなるエコノミー症候群の予防にもつながります[2]

●血圧を下げる効果
ナットウキナーゼには、高血圧を予防する効果があります[3]。心臓が血液を全身に送り出す時に、血液が動脈の壁にかける圧力のことを血圧といいます。血圧が高いと、頭痛やめまい、動悸、息切れ、耳鳴り、手足のしびれといった症状が現れるほか、血管に無理な力がかかることで、動脈硬化の原因にもなります。
硬くなった血管に圧力がかかると、血管が破れやすくなり、脳出血を引き起こす可能性が高まります。成人の高血圧患者の原因のほとんどが、肥満や加齢、塩分過多、ストレス、喫煙、運動不足であるといわれています。ナットウキナーゼを摂取することで、高血圧によって引き起こされる病気の予防にもつながります。

●血流を改善する効果
ナットウキナーゼの血小板の凝集作用と、血栓症に及ぼす影響を調べた研究が行われました。その結果によると、ナットウキナーゼには、血小板凝集を有意に阻害する作用が確認されました。ナットウキナーゼを1週間、経口投与した結果、動脈の閉塞を用量依存的に遅延させ、さらに、ナットウキナーゼの高用量の摂取は、血管の閉塞を完全に防止することが確認されました。その結果、発酵大豆から抽出されたナットウキナーゼが、血小板凝集を阻害し、それによって、動脈壁損傷後の血栓症を遅らせることが示されました[4]

●コレステロール値を下げる効果
ナットウキナーゼが、血液中のコレステロール値を下げ、脂質異常症の改善効果があることが、明らかになっています。脂質の一種であるコレステロールは、細胞をつくる上で必要な成分ですが、動物性脂肪などを多く含む食品の摂りすぎによって、血液中のコレステロールを増加させてしまいます。
コレステロールが増加すると、動脈硬化や、脳梗塞、心筋梗塞などの病気を引き起こす要因にもなります。ナットウキナーゼには、脂質異常症を引き起こすコレステロールの増加を予防する効果が確認されています[5]

●ナットウキナーゼはアルツハイマー発症予防薬としても注目されています。
ナットウキナーゼに関する比較的新しい研究によると、ナットウキナーゼは、アルツハイマー病に関連する脳内のアミロイド斑の蓄積を防ぐ可能性があります。ナットウキナーゼは、アミロイド線維を分解できることが確認されました。ベータアミロイドによって生成されたプラークの蓄積は、アルツハイマー病患者の脳組織に沈着し、脳細胞の損傷の急激な増加に関与します。このストレスは、アルツハイマー病で見られる認知機能の大幅な喪失に関連しています。ナットウキナーゼは、アミロイド関連疾患の治療に非常に役立つ可能性があります[6]

④ナットウキナーゼが効果を発揮するしくみ
一般的に、タンパク質の一種である酵素は、食品として摂取しても、胃酸によって活性を失ったり、消化によって分解されたりすることにで、その効果を得ることはできないといわれています。
ナットウキナーゼは、タンパク分解酵素の働きによって、ペプチドと呼ばれる断片にまで分解されるが、そのペプチドの中に、血栓溶解活性をもつペプチドがあると考えられています。
ナットウキナーゼが腸管から吸収されて血液中に検出されたという研究もあります。それらの事から、ナットウキナーゼは、タンパク質であるにも関わらず、口から摂取しても血栓溶解作用を発揮すると考えられます。ナットウキナーゼを摂取すると、約4時間から12時間ほど、体内で作用を発揮します。

⑤ベストな摂取方法
ナットウキナーゼは熱に弱いという性質を持っています。納豆を摂取する際は、加熱せずに食べることが、オススメです。血栓は、深夜から早朝にかけてつくられやすいため、ナットウキナーゼは、夕食後や寝る前に摂取するのが効果的です。
また、ナットウキナーゼは、酸性の強い胃酸には弱いため、食事と一緒に摂ると効果的です。

ナットウキナーゼを摂取する上での注意点
ナットウキナーゼは、通常の食材から摂取する分には、特に問題となる健康被害や副作用は報告されていません。ただし、納豆やビタミンKを含む食品は、抗凝固剤であるワーファリンとの併用に注意が必要です。医薬品を服用中の人は、念のため、医者や薬剤師に相談の上、利用することをお勧めします。

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【参考文献】
[1]Kim JY, Gum SN, Paik JK, Lim HH, Kim KC, Ogasawara K, Inoue K, Park S, Jang Y, Lee JH (August 2008). “Effects of nattokinase on blood pressure: a randomized, controlled trial”. Hypertens. Res. 31 (8): 1583–8. doi:10.1291/hypres.31.1583. PMID 18971533.

[2] Enhancement of the fibrinolytic activity in plasma by oral administration of nattokinase
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/2123064/

[3] 須見洋行, 中島伸佳、「発酵食品中の線溶酵素に関する研究」 『日本農芸化学会誌』 1991年 65巻 7号 p.1125-1127, doi:10.1271/nogeikagaku1924.65.1125

[4] Enhancement of the fibrinolytic activity in plasma by oral administration of nattokinase
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/2123064/

[5] Combined nattokinase with red yeast rice but not nattokinase alone has potent effects on blood lipids in human subjects with hyperlipidemia
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19786378/

[6]Serrapeptase and nattokinase intervention for relieving Alzheimer’s disease pathophysiology in rat model
https://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/0960327112467040
Nattokinase may protect you from developing Alzheimer’s disease
https://www.invitehealth.com/nattokinase-may-protect-you-from-developing-alzheimerrsquos-disease/radio/2009/02/

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